桐は昔から箪笥、箏、下駄、神楽面などの用材として重宝されてきた。
桐花紋も「五七の桐」とか「五三の桐」が有名である。
以前は、あちこちで大きな木を見たが最近はめっきり少なくなった。
現在も五七桐は、「内閣総理大臣の紋章」として官邸の備品や総理の演台に取付けられるプレートに使われているそうだ。(Wikipediaより)
先日桐の花を探して歩き、手の届く位置に咲いているのを見つけた。
子供の頃、根本近くの幹に穴をあけて巣食っている虫を、塩水を作り麦わらで吹き込み出てきたところを持ち帰り焼いて醤油をつけて食べたものだ。
当時は貴重な蛋白源だったのだ。